ディープラーニングを活用した次世代セキュリティ製品「Deep Instinct」を提供開始
--脅威を予測し、未知のマルウェアを防ぐ--
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、本日から、米Deep Instinct社の日本法人であるディープインスティンクト株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:並木 俊宗)の予防型エンドポイントセキュリティ製品「Deep Instinct(ディープインスティンクト)」の提供を開始します。AIを活用して未知の脅威を防ぐ次世代のアンチウイルスソフトで、在宅勤務やテレワークの導入が進んでいる情報通信業や金融・保険業などの企業を中心に展開します。価格はサブスクリプション型での提供で、1,000ユーザーの場合に年間約5百万円です。3年間で15億円の売上を目指します。
テレワークの普及で様々な脅威にさらされる機会が増える中で、日々新たなマルウェアも発生しており、各企業では常に最新のセキュリティ対策が求められています。ただ、ウイルス感染のスキャンやセキュリティ関連のプログラム更新は、PCへの負荷が大きくなることで業務に影響がある場合もあります。
今回提供するDeep Instinctは、ディープラーニング(深層学習)を活用して将来発生しうるマルウェアやゼロデイ攻撃などの脅威を予測し、サーバやPCなどの機器への侵入をリアルタイムに検知して未然に防ぐサイバーセキュリティのソリューションです。過去に感染したファイルやOSなどのデータを収集・分析し、独自のフレームワークにより自動で予測モデルを作成します。人の手を介さず膨大なデータを自動で学習し様々なモデルを作成することで、高度なマルウェアの発生にも対応でき、検知精度の向上も実現しています。
また、パターンファイルの頻繁な更新が不要で、年数回のアップデートでセキュリティレベルを保てるため、サーバ・PCへの負荷やシステム運用担当者の負担軽減にもつながります。
CTCは、セキュリティ製品の提供や運用・保守サポートを含めた総合的なセキュリティサービスを長年提供しており、今回Deep Instinctの取り扱いとともに、導入に伴うシステム構築やコンサルティングのサービスも提供します。
Deep Instinct社について
Deep Instinctは、世界初かつ唯一サイバーセキュリティの目的のために構築されたディープラーニング フレームワークを用いて、ランサムウェアやその他のマルウェアを阻止するために、予防を第一に考えたアプローチを取っています。既知の脅威、未知の脅威、ゼロデイ脅威を20ミリ秒未満で予測し、感染を防止します。その速さはランサムウェアの暗号化速度の750倍に相当します。Deep Instinctは、99%以上の精度で未知の脅威から防御しながら、0.1%未満という誤検知率を実現しています。Deep Instinct Prevention Platformは、既存のセキュリティソリューションを拡張・強化し、ハイブリッド環境における脅威に対する完全で多層的な保護を提供します。
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
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本件に関するお問い合わせ先: ディープインスティンクト株式会社
マーケティング部 担当:内尾 E-mail:yokou@deepinstinct.com